葵の正体に心揺れる栗田。それぞれの想いとともに、
浅草の季節はうつろいでいく。
お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂3
似鳥航一
定価(本体530円+税) 

春めく浅草は、今日も多くの人でにぎわう。そんな陽気につられてか、甘味処栗丸堂はどこか落ち着かない。それもそのはず、若主人の栗田に悩みの種が増えたのだ。悪友の浅羽が調べた葵の正体は、栗田の心を揺るがすことに。自分は葵をどう思っているのか──決断を迫られていた。
 そんな栗田の気持ちも知らず、店には次々と面倒事が舞い込んでくる。お調子者の由加のあんみつ取材は、思いもしない方向へ。志保のいとことのいさかいに、みたらし団子が関わってきて。
 和菓子が育む縁は異なもの味なもの。やさしい味わいがもたらすそのてんまつはいかに?

著者プロフィール

似鳥航一
東京都在住。電撃小説大賞で見い出され、電撃文庫にてデビュー。小説のほかに、ゲーム制作も手掛ける。一癖も二癖もある人物造形には定評がある。