上月沙由実は中学生の女の子。家族は普通の両親と、ちょっと変な兄。そして十年以上生きている三毛猫の伊緒奈。
ある雨の降りそうな夕方、沙由美は姿の見えない伊緒奈を探すうちに、不思議な場所へと迷いこんでしまう。
そこにいたのは、見たこともない巨大な猫と、言葉を喋る猫の群れだった。
その集まりの名は“猫集会”。
年経た猫は化ける――そして「猫の手」に任命した人間に、町の噂話を調べさせるのだという。
沙由実もまた、伊緒奈と一緒に「猫の手」として仕事をすることになり……不思議な猫たちの世界に迷い込んだ少女の、ご近所冒険譚。
古武術と猫と百合とあと宮本武蔵をこよなく愛する男。今回は猫しか出せなかったので、いつか全てを出し尽くした作品を発表したい野望を抱いている。
コンビニ飯だって、ひと手間でもっと美味し くなります。深夜のお手軽ごはんストーリー。
そこは陰陽師のいる不思議な紅茶屋。明日をひらく魔法の紅茶、お淹れします。
『からくさ図書館来客簿』の仲町六絵が贈る、 あやかしとのおいしい遊戯の物語、第二弾。
そこは陰陽師のいる不思議な紅茶屋。 明日をひらく魔法の紅茶、お淹れします。
古都・京都に佇む私立図書館。 不思議な力を秘めた館長さんと愛弟子が踏み出す、新たな季節。
『からくさ図書館来客簿』の仲町六絵が京都を 舞台に贈る、あやかしとのおいしい遊戯の物語。
そこは陰陽師のいる不思議な紅茶屋。 明日をひらく魔法の紅茶、お淹れします。