絶対城と礼音のもとに謎の美少年が迫る──。
四十四番資料室の妖怪博士が贈る怪奇譚、第五弾。
絶対城先輩の妖怪学講座 五
峰守ひろかず
定価(本体610円+税) 

 古い知り合いに年始の挨拶をするという絶対城に、荷物持ち要員として豪奢な屋敷へ連れてこられた礼音。二人を出迎えたのは、清楚な和風美女・櫻城紫だった。
 研究の同志である絶対城と紫は、妖怪談義に華を咲かせる。疎外感を覚えた礼音は、近所の河原へと飛び出してしまうのだった。
 川原で1人心を落ち着ける礼音の前に、朝霧シアンと名乗る不思議な雰囲気の少年が現れる。シアンは大学に戻ってからも、たびたび礼音の周囲に現れるように。
 その頃、礼音がシアンと出会った川に再開発の計画が持ち上がり、紫の周囲にも不審な噂が出始めるのだった――。

著者プロフィール

峰守ひろかず
滋賀県在住。第十四回電撃小説大賞を受賞、2008年に『ほうかご百物語』(電撃文庫)でデビュー。怪異の知識を生かした作風や、意表を突く展開で知られる(と言われるのが夢です)。