ときは戦国時代。本能寺ノ変が起きる、まさにその夜。本能寺のそばを、ふたつの人影が歩いていた。親しげに語り合っているのは、なんと織田信長と明智光秀。実はこの二人、ある茶器を求め、地獄から蘇ってきたのだ。
冥府王の命令で、名器「つくもがみ」の行方を探っていく主従二人。そして彼らの前に現れる、悩める若き絵師・狩野元秀と謎の少女なべ。
抗いがたい運命を背負った彼らは、それぞれの目的を胸に抱き、激動の時代を強く生き抜こうとする。そんな四人の人生が行きつく先は、果たして――。
若き日の観阿弥を描いた小説『観 -KAN-』でメディアワークス文庫からデビュー。続く『舞王 -MAIOH-』『夫恋 -FUREN-』でも圧倒的な筆致を見せる、実力派作家。
仕事に自信をもてない貴女に必要なのは、 厳しくも心優しい「野獣」かもしれない!?
そのネコは、人に幸せを届けにきたのです ――純粋な心をもつ子ネコの物語。
「僕は、きみが好きだったよ」 繊細な愛と友情で結ばれた三人の男女の物語。
愛する――それは五感で感じること。現代を生きる男女の、激しく切ない物語
異色の武将、小西行長の生き様を描く 新たな娯楽歴史小説、誕生。
若き日の観阿弥を巡る、 魅惑的な女性たちの艶やかな恋模様
死者から奪った美しい紅の衣を纏い、 少年・犬弥はその未来を拓く――。
迸る熱い夢を胸に猿楽師は疾走する――。 後の観阿弥の若き日を鮮烈に描く!