何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも……。
ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国王からは疎まれ、その第一王子からは頻繁に刺客を送られ、茨の日々を過ごしている。このままでは、漫然と死を待つだけだ……そう考えた彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう――すべては生き抜くために。
頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。第17回電撃小説大賞4次選考作。
1982年生まれ。福島県出身。東京都在住。夢を諦めきれず、第17回電撃小説大賞に応募。運良くこうして『騙王』を本の形で出すことができました。
土曜の夜にバケモノたちが集う料理店がある。
とろけるような甘いチョコをつくる イケメンのショコラティエには大きな秘密が……
清掃会社「にこにゃんハウスクリーニング」。 果たして、その実態は……?
いじめ、万引き、同性愛、レイプ、殺人……。 黒く染まった美しい少女たちを生々しく描く
敵も味方も謀りつくす。痛快な時代ロマン小説!
国分寺駅近くの不思議な画廊では、 美しき絵画が命をもって動き出す――。