数多一人は超有名劇団『パンドラ』の舞台に立つことを夢見てやまない青年。ついに入団試験を乗り越え、パンドラの一員となった彼だったが、その矢先に『パンドラ』は、ある人物によって解散を余儀なくされる。彼女は静かに言う。「映画を撮ります」と。その役者として抜擢された数多は、彼女とたったふたりで映画を創るための日々をスタートすることになるが――。
『全ての創作は、人の心を動かすためにある』
彼女のその言葉が意味するところとは。そして彼女が撮ろうとする映画とは一体……? 全ての謎を秘めたままクラッパーボードの音が鳴る。
東京都墨田区生まれ。2009年『[映]アムリタ』でデビュー。独自の世界観と緻密なイメージをもつのではないかと考えられているが、個体数が少ないため、その生態の多くは明らかでない。
ご縁を結ぶうさぎと青年の心温まる物語、 ライバル(?)も登場の第2巻です。
お人好しの青年と不思議なうさぎが織りなす 一風変わった『縁結び』の物語。
「友達」は果たして本当に必要か? 少女たちが贈る《友情》ミステリ!!
謎の女性・紫が書こうとする、“この世で一番面白い小説”とは?
死なないはずの、女が死んだ――。 女子校を舞台に描かれる怪異ミステリ。
――謎を解く鍵は「箱」と「石」と……お面の女。
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