古都、鎌倉で不思議なひと夏をすごしてみてはいかが? 鎌倉不動産のあやかし物件
安東あや
定価(本体630円+税) 

 鎌倉の老舗不動産、その御曹司とのお見合いを仕組まれた清花。相手の雅秋は名家の一員らしく所作も美しい青年。だが、仕事もせず日々読書に耽っているという。雅秋には幼少より霊が見える体質に悩まされ、世捨て人のような生活を送っていたという事情があった。
 お屋敷で起こったとある事故のため、清花は雅秋と同居する羽目になる。なし崩し的に鎌倉不動産の仕事を手伝うことになった清花だが、それは雅秋の能力を必要とするいわくつき物件の調査だった。歴史ある鎌倉という土地柄のあやかし物件たち――清花の不思議な夏が始まる。

著者プロフィール

安東あや
東京都在住。趣味は旅行と街歩き。著作に『新宿陰陽師』(メディアワークス文庫)がある。