作家エッセイ
四季折々
メディアワークス文庫の作家が「季節」をテーマに綴るエッセイ。
今月は2017年1月より連続ドラマがスタートする大人気シリーズ
『探偵・日暮旅人』シリーズの著者・山口幸三郎先生がお贈りします。 ※メディアワークス文庫に挟まれている刊行情報チラシ「HeadLine」にも同じエッセイが載っています。
第2回 「冬はやっぱりこたつでミカン」木崎ちあき

 福岡県民として、冬といえばやっぱりもつ鍋!と言いたいところですが、私の場合は鍋よりとにかくミカンです。家族全員ミカン好きで、この季節になると箱買いします。消費も早いです。一日に5、6個、多いときは10個以上食べるかも。ダンボール箱いっぱいのミカンが、いつの間にかなくなってしまい、また箱で買ってくる、という繰り返しです。
 どうやらミカンの剥き方にも遺伝があるようで、私は父親似です。父も私も、まずミカンを半分に割り、それから片方ずつ順に食べます。母は一般的な、皮がヒトデみたいな形になる剥き方をします。最近では、ミカンの皮で動物の形をつくる、遊び心のある剥き方も編み出されているらしいですね。試してみたいです。
 そんなミカン好きな私ですが、小学生の頃に苦い思い出が。紅白を観ながらひたすらミカンを食べていたところ、食べ過ぎで気分が悪くなったのです。苦しくて吐きそうで、それからぐったりと寝込みました。酷い年明けでした。今年もミカンの食べ過ぎには注意したいものです。

*著者プロフィール*
第20回電撃小説大賞<大賞>を受賞。福岡県福岡市生まれ、在住。好きな食べ物は明太子と豚骨ラーメン。趣味は、プロ野球観戦と、海外ドラマ鑑賞。

*木崎ちあきの作品*
第20回電撃小説大賞<大賞>受賞作品
・人口の3%が殺し屋の街・博多で、生き残るのは誰だ──!?
『博多豚骨ラーメンズ』