大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。
余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。
読む人みんなが涙――この圧倒的感動に、山口幸三郎、綾崎隼、蒼井ブルー、loundrawも大絶賛! “今を生きる”すべての人に届けたい、最高のラブストーリー。
僕は今でも君が好きだよ――映画化決定『君月』の感動が再びよみがえる!
不治の病「発光病」の少女・まみずと、彼女の願いを代行する卓也の感動ラブストーリー。本編では語られなかったエピソードや、少しだけ大人になった卓也と香山の書き下ろし等、「その後」を知ることができる待望の続編がついに登場!
イラスト、漫画、アニメ、小説など多岐にわたり創作を行うloundraw。
発売即完売となった個展図録集が、『君は月夜に光り輝く』劇場公開にあわせて、最新イラストやスペシャルインタビューを含む改定版で蘇る。『君月』原作者との対談と書き下ろし短編小説や、映画を手がけた月川翔監督との対談も収録。
時代を切り拓くクリエイターloundrawの全軌跡をつづった最新決定版!
切なくて、残酷。けれど何処までも美しい世界観。今年の映像化熱望作品ナンバーワンです。
エムズエクスポ 盛岡店 菅野様不覚にも50歳のおばさんがイッキ読みだったので、是非、60歳や70歳の方にも読んで頂きたいです。おば様方もきっとキュンとします。
鹿児島市某書店 文庫担当O様
最初から最後までずっと「死」という重いテーマを中心に回っているのに、なぜだか重くなりすぎない不思議な作品でした。
泣かせにくる作品は正直苦手なのですが、夢中で一気に読んでしまい案の定泣きに泣きました。
ああ、上手いなあー。するするっと読ませるから、ヒロインにすっかり感情が寄り添って読んだ結果、すっかりやられてしまったじゃないですか!
壊れることを望んでいる男の子との会話の感じが優しくて、でも軋んで悲鳴を上げている。そんな感じでした。
せつないだけではなく、心があたたかくなるような内容。「あぁ、いいなぁ…」とつぶやいてしまいました。
ジュンク堂書店 池袋本店 荒木様
このタイトルと世界観で奇跡は起きないだろうと予想しつつも、奇跡を願わずにはいられない。そしてラスト数行で本当に泣けました。
とても良い本だと思います。私は売りたいと思いました。
泣くまいと思っていたのに、終盤のヒロインの長台詞で涙腺崩壊しました。「生きる」って、「愛する」ってすばらしい、と再確認させてもらいました。
マルサン書店 イシバシプラザ店 荒木様終わりは想像できていたはずなのに…! 涙ではなく、あたたかい笑顔をくれる作品ですね。
有隣堂 ヨドバシAKIBA店 中谷様
生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。
【現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ】
でも、それは届くはずのないメール。送り主は吉野紫苑。彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才小説家だった。
あり得ないはずのメールのやりとりから、僕は失った時間を取り戻していく。やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿り着いた時、そこには衝撃の結末が待っていた――。
「僕たちの人生を大きく変えうる力をこの小説は持っている」
イラストを手掛けたloundrawも大絶賛! 小説を愛するすべての人に贈る、圧倒的感動の第2作。
人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。
例えば、クラスで浮いてる春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになり――。
上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の分岐点の物語だ。
「どこまでもリアル。登場人物三人をめぐるこの話は、同時に僕たちの物語でもある」イラストを手掛けたloundrawも推薦。憂鬱な世界の片隅、希望と絶望の〈分岐点〉で生きる、等身大の高校生たちの青春を描いた感動の第3作。