姉の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕は「発光病」の少女と出会う。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがある と知り…。彼女との約束から、止まっていた僕の時間が再び動き出した。
発売日:2017年2月25日 サイズ:文庫判
定価:715円(本体650円+税) ISBN:9784048926751
佐野 徹夜
同志社大学文学部卒業。『君は月夜に光り輝く』で第23回電撃小説大賞≪大賞≫を受賞しデビュー。晴れて専業小説家になる。
ペンネームの由来は、よく徹夜しているから。でも健康に悪いので、最近は早寝早起きに直したいと思っている。
登場人物

岡田 卓也
高1。姉を亡くして以来、なげやりに生きている。

渡良瀬 まみず
不治の病「発光病」にかかった、余命わずかの少女。
おすすめコメント
静かに重く胸を衝く。文章の端々に光るセンスは圧巻。若さゆえの生への葛藤が胸を締め付ける。
この作品のえも言われぬもどかしさには誰もが共感と、目を逸らしたくなるような切なさをおぼえることだろう。
――山口幸三郎(『探偵・日暮旅人』シリーズ著者)
私は難病ものが嫌いです。それなのに、あまりにも美しい最後の5行を読み、ページを閉じられなくなってしまいました。佐野徹夜、ずるいくらいに愛おしい。
――綾崎隼(『花鳥風月』『ノーブルチルドレンの残酷』著者)
悲しみのあとに必ず喜びがあるのなら、悲しむこともなく怖くなくなるのになあ。
「終わり」の中で「始まり」を見つけようとした彼らの、健気でまっすぐな時間にただただ泣いた。
――蒼井ブルー(作家・写真家)
誰かに読まれるために生まれてきた物語だと思いました。近い世代として彼らの生き方にはとても共感するものがあります。
何かが終わること、始まることの先にある純粋な想いにその目で触れてください。
――loundraw(イラストレーター)