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全てはここから始まった。美しい毒が、日常を侵す――。

 150人以上の被害者を出した自殺教唆ゲーム『青い蝶(ブルーモルフォ)』の主催者である女子高生の寄河景。彼女がなぜここに至ったのか。その片鱗が垣間見える幼少期を描いた「病巣の繭」。ゲームに囚われた少年少女を描く「病に至る恋」。景と宮嶺望のデートを描いた「どこにでもある一日の話」。もし自分の異常性に気付いた景が小学校に通うのをやめていたら? 運命の残酷さを描く「バタフライエフェクト・シンドローム」。
 これは、愛がもたらす悲劇の連鎖――病に至るまでの恋の物語。

目次

病巣の繭
病に至る恋
どこにでもある一日の話
バタフライエフェクト・シンドローム

発売日:2025年9月25日 サイズ:文庫判

定価:759円(本体690円+税) ISBN:9784049166262