この空の上で、いつまでも君を待っている

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応募総数5088作品の頂点に輝いた第24回電撃小説大賞《大賞》受賞作!

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美鈴は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。
 東屋智弘。自分とは正反対に、夢へ向かって一心不乱な彼に、呆れながらも惹かれていく美鈴。しかし、生き急ぐような彼の懸命さの裏には、ある秘密があって――。
「死んででも見たい何かって、あるんじゃないかと思うんだ」
 少年が守り抜いた約束と、奇跡の結末に触れたとき、再びページをめくりたくなる。
 夏の日を鮮やかに駆け抜けた、一つの命の物語。

目次

プロローグ 始まりの一夜
1 夏は最悪だ
2 ガラクタの王様
3 スクラップ・ドリーマー
4 夢が覚める時
5 ノブレス・オブリージュ
6 ボン・ボヤージュ
エピローグ 私は宇宙人だ

発売日:2018年2月24日 サイズ:文庫判

定価:693円(本体630円+税) ISBN:9784048936255

キャラクター紹介

東屋智弘(あずまやともひろ)

小さな頃の約束を守るため、ある夢を追いかけている。高校2年生。

市塚美鈴(いちづかみすず)

東屋のクラスメイト。将来になんの希望ももてないでいる。

ピンナップ

おすすめコメント

三秋縋(『三日間の幸福』『恋する寄生虫』他) 
「誰だって最初は、こんな幸せな物語を求めていたんじゃないか」


時雨沢恵一(『キノの旅 the Buarutiful World』)
「話の中で何度もジャンルが変わって、読んでいる方は何度も騙されて、最後に近づいてまた騙されるという構造が気持ちよかった!」


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